趣味を続けることが大切な理由 -統合失調症の家族と共に生きる
とある小説家の方が、統合失調症の妻に「小説を書くのを辞めろ」と言われ、執筆を休止することになったという話を聞きました。
自分なりに調べてみてを考えたことを書いてみます。
統合失調症とは、脳の機能障害によって引き起こされる精神疾患のひとつで、現実感覚や思考、感情などが混乱し、社会的な適応力や日常生活に支障をきたす病気です。
主な症状としては、幻覚(見たり聞いたりすることがあるが、現実には存在しないものを感じる)、妄想(根拠のない信念を持つ)、思考や言語の混乱、社会的な人間関係においての問題、自己認識の障害、情動の変化などがあります。症状の重さや程度は個人差があります。
本人が統合失調症と診断された場合、まずは専門家の治療を受けることが重要です。薬物療法や認知行動療法などが一般的な治療法です。また、運動や健康的な食生活、ストレスマネジメントなどを心がけることも大切です。
家族が統合失調症の方と接する際には、以下の注意点があります。
・症状を理解すること
・薬物療法の支援
・コミュニケーションを重視すること
・リラックスした雰囲気を作ること
統合失調症の方に強く感情をぶつけられた場合には、以下のように対処することができます。
・冷静に対応すること
・相手の気持ちを理解すること
・感情の原因を聞き出すこと
・相手と話し合い、解決策を見つけること
統合失調症は脳の疾患であるため、自分や他人に責任があるわけではありません。病気を理解し、専門家の治療を受けることが大切です。
本人から出た言葉を「病気のせい」だと捉えることが大事だということですが、その言動を出すのは本人なので、そこの感情を整理するのは非常に難しそうです。
統合失調症の妻に、執拗に「趣味をやめろ」と言われた場合どうすれば良いか?
私なりに考えてみました。
統合失調症の方が家族に対して問題行動を示すことはよくあることですが、それでも配偶者が自分の趣味に干渉してくるのはストレスを引き起こすことがあります。
統合失調症の方の症状を踏まえた上での考え方を書いてみます。
まず、妻の要望に対して丁寧に話し合い、どうして自分の趣味をやめたいと言うのかを理解するようにしましょう。
彼女にとって自分の趣味が問題になっている理由がわかれば、対策を考えることができます。
次に、自分がどうしてその趣味が好きなのか、それを続けることがなぜ大切なのかを説明しましょう。
彼女があなたを理解することができれば、彼女もあなたの立場を理解し、一緒に解決策を考えることができます。
また、彼女にはあなたの趣味を理解してもらうために、趣味の内容やその重要性について話してみると良いでしょう。
趣味があることで、あなたの心身の健康やストレス解消につながっていることを伝えることで、彼女が自分の要望を理解し、共感することができるかもしれません。
最後に、もし彼女が執拗にあなたの趣味をやめるように迫ってくる場合は、夫婦関係において専門家の助けを求めることも検討してみてください。
カウンセリングや夫婦カウンセリングに参加することで、相互理解を深めることができるかもしれません。
小説家の方の話の場合、夫が悪いとかありますが、私個人の意見にはなりますが、感じたことは以下のように思いました。
・育児に神経質になっているところに余計な爆弾は投下しない
・自分自身の守るべき砦や領域はしっかり守るべき、夫の身がもたない
・負担軽減や辛い気持ちの軽減になることはすべきだが、一緒になって辛くなる必要はない、共に自滅していくだけ
・夫婦感だけでは難しい面もあるようなので、親兄弟や専門家を頼るべき
そう思いました。
このケースは妻側の意見が分からないのでなんとも言えませんが、いずれにせよ明るい未来になるように収まると良いですね。